<三笠市>陸域CCS/CCUSと組み合わせた国内クリーン水素製造
三笠市
三笠市では、未利用で豊富な地域資源を活用した、CO2排出量実質ゼロの水素エネルギー製造の実現を目指しています。令和4年度には、NEDO委託業務として高い水素製造ポテンシャルを持つという結果を得たほか、地下深部の石炭採掘跡を活用したCO2固定化実験を行い、陸域CCSが実現可能であることを検証しました。
令和5年度にはこれまでの研究成果を踏まえ、露頭炭層を活用したガス化実験を行い、製造した水素の濃度を70%近くまで高めることに成功しました。さらに、再度NEDO助成事業の採択を受け、共同申請者である大日本ダイヤコンサルタント㈱、室蘭工業大学、エア・ウォーター㈱、カワテックス㈱とともに「三笠市H-UCGによるブルー水素サプライチェーン構築実証事業」に取り組んでいます。
三笠市ではこの研究成果を基に、豊富な水素エネルギーおよび国内初の陸域CCS技術を活用して、2050年カーボンニュートラルの達成に寄与するなど、産学官連携を通じた三笠市版ゼロカーボンシティの実現を目指しています。
水素利用と陸域CCSによって脱炭素をともに目指す企業の立地や本事業への企業版ふるさと納税によるご支援をよろしくお願いいたします。
三笠市公式ホームページ
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