<富良野市>キャンプ場を「リサイクル先進地 富良野」らしい場所にする!
富良野市
富良野市は環境にやさしい循環型社会を目指し、「分ければ資源・混ぜればごみ」を合言葉として焼却や埋め立て処分に依存しない廃棄物処理を実践しています。その歴史は長く、昭和58年に3種分別、昭和60年には6種分別、平成13年には全国に先駆けて14種分別を実施し、リサイクル率90%以上を実現させ、ゴミ分別の先進地として全国からの視察が後を絶ちません。この取り組みは市民の協力があってこそ、今では「ゴミの細かい分別は当たり前」という認識が多くの市民に定着していると言えます。
今回のプロジェクトでは、富良野市山部地区に位置するキャンプ場『太陽の里』に焦点を当てました。
『太陽の里』とは、芦別岳を間近に見上げる山麓に位置し、キャンプ場や自然散策路コース「遊々の森」があり、芦別岳の登山道の入口も隣接するなど、誰もが身近に自然体験ができる貴重なフィールドとなります。
そのような中で、市民からの「太陽の里の貴重な自然資源をもっと活用しては」という声をもとに、「太陽の里の課題改善による魅力向上」をテーマにしたフィールドワークやワークショップといった市民と行政との共創の取り組みにより、太陽の里では無料でゴミを回収しているためか、「キャンプ場のゴミ分別がしっかり行われていない」という問題が浮上したことから、利用者・施設管理者の双方が使いやすく、かつ利用者に「リサイクル先進地 富良野」がしっかりと伝わる資源回収ボックスの設置を目指すこととなりました。
太陽の里の自然環境を守り続けること、そして富良野市外の方に富良野市のゴミ分別の背景や環境に対する様々な取組、今回のような市民と行政の共創による取り組みを広く知っていただけることを目指し、プロジェクトを進めております。また、このプロジェクトが、今後の持続可能な地域の構築に対して、市民だけでなく富良野市に関わりのある方々とも取り組んでいくきっかけに慣れたら幸いです。
皆さまからの暖かいご支援をお待ちしております。
《募集期限》~2023年10月31日(火)まで
I N F O R M A T I O N
事業主体:富良野市総務部企画振興課
所在地:北海道富良野市弥生町1番1号
問い合わせ先:0167-39-2304