北

NPO法人きたのわ

 2010年4月に任意団体を設立し、これまで「住民が対話を通じて地域やコミュニティの課題を解決していく社会の実現」をビジョンとし、まちづくりにおける話し合いの場づくりやその手法としてファシリテーションに取り組んできました。

 まずは生活者としての目線で暮らしのなかで気になることや困りごとについ て、そこに暮らす人々がその土地の環境や資源や文化を活かせるように多くの人たちと話し合い、主体的に行動していくことが何より望まれます。

 そのような多様な主体が話し合う場でファシリテーションや対話の心得や技術が重要になることを実感してきました。
 この話し合いの心得や技術を知っている市民が増えることで地域のなかの話し合いが変わり、そこから地域が変わっていきます。

 誰も答えの持っていない課題について地域で話し合っていくことが求められる今、自分の思いや考えを自由に言えない環境では、主体的に暮らすことは出来ません。
 また、それを地域の大事な声として受け取り合える土壌が必要です。

 このような土壌となる協働の関係は、市民の声が政策や計画のニーズとして反映されることにつながり、市民はより自治意識を持ってまちづくりの主体となることができます。

 2022年に法人化をして、日々の実感から「私はもっとこうしたい」、「子どもたちのために変えていきたい」といのちの芽吹きのように確実な声が聞こえてきています。
 このような声を大切にした市民主体の対話によるまちづくりを実現していきます。

 北海道市民ファシリテータープラットホームの運営、道内市町村やNPO等から受託・依頼を受け、ファシリテーション講座の開催やワークショップ進行等、市民ファシリテーターガイドブックの発行・販売などに取り組んでいます。


I N F O R M A T I O N
NPO法人きたのわ
(北海道札幌市南区石山
https://kitanowa.net/