当社は、北海道小樽市を拠点に、地域情報プラットフォーム「まいぷれ小樽」を運営しています。

　私たちは、「地域の課題にビジネスとして取り組む」ことをコンセプトに掲げ、地域活性化を“持続可能な事業”として成立させることを目指しています。

　人口減少や人材不足、情報格差、観光の偏在など、北海道が抱える地域課題は多岐にわたります。
　私たちは、それらの課題を“地域外の誰かの力を借りるだけではなく、地域の中で稼ぐ力に変えていく”視点で捉えていま す。
　情報発信、観光コンテンツ開発、人材活用などを手段としながら、地域経済を内側から元気にしていく実装型の取組を行っています。

　これまでには、観光庁の補助事業に参画し、小樽の商店街を舞台としたナイトマーケットや体験型アートイベントなど、ナイトタイムエコノミーの創出に貢献してきました。

　また、副業・兼業人材と地域事業者をつなぐ全国ネットワーク「ふるさと兼業」の北海道パートナーとして、地域の課題をプロジェクト化し、外部のスキル人材との協働で解決を図る取組を行っています。

　現在は、これまでの実践を踏まえ、より持続可能な地域経営に向けた新たな仕組みの可能性についても考え始めています。
　たとえば、地域の課題とスキルを持った人材をつなぐ仕組みや、地域内外の人材を柔軟に受け入れるための共同的な雇用の仕組み、関係人口が滞在しながら地域と関わることができる交流拠点の整備など、地域プレーヤーと対話を重ねながら方 向性を探っている段階です。

　私たちは、どんなまちにも未来をつくる力があると信じています。

　小さな店、小さな挑戦、小さな港、そうした“みなとまち”の力が、北海道の次の景色をつくる。
　その可能性を、私たちはビジネスの力で応援していきます。

　　　　　　　　　　　　　　　　▶まいぷれ小樽