バイドゥ株式会社 Baidu Japan Inc.
当社は「テクノロジーで複雑な世界をもっとシンプルに。」というミッションを掲げ、様々なサービスを提供しています。
【事業実績】
北海道函館西高等学校と共同で、昨今のSNSなどにおけるテキストコミュケーションの課題解決のため「テキストコミュニケーションにおける課題についての調査」を実施しました。
<背景>
本プロジェクトは、北海道函館西高等学校の探究チーム「ぶなしめじ君の冒険」からSimejiへ寄せられた学生間のテキストコミュニケーションにおける問題提起と提案から始まりました。
近年、SNSやメッセンジャーツールが普及しテキストコミュニケーションが当たり前となった中で、適切なコミュニケーションが取れないことが若者にとって課題となっています。特にテキストコミュニケーションでは、表情や声のニュアンスが伝わりにくいため誤解が生じやすく、そこから喧嘩やいじめに発展する恐れもございます。
このような課題に対処し、より円滑なコミュニケーション環境を構築するため、Simejiは北海道函館西高等学校の探究チーム「ぶなしめじ君の冒険」と協力してこのプロジェクトを始動させることになりました。
<調査概要>
テキストコミュニケーションにおける課題についての調査(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000808.000006410.html)
■調査期間】 2024年3月7日(木) ~ 2024年3月29日(金)
■調査方法 アンケート調査
■調査人数 3,516名
■対象条件 全国のZ世代(12~24歳)、25歳以上の男女
■調査元 Simeji(https://simeji.me/)
<調査結果>
半数以上の人が文字・音声でのコミュニケーションにおいて思いが伝わらなかった経験がある。
特に文字のみでのやり取りを難しいと感じ、その理由として最も多いのは感情やニュアンスなど非言語的要素伝達の難しさから誤解が生まれることである。
回答者の半数がテキストメッセージに負担感や煩わしさを感じた経験があり、その割合は女性の方が高い。
テキストコミュニケーション上でのトラブルを経験または聞いたことがある人は回答者の約8割を占める。
テキストコミュニケーションをサポートする機能へのニーズは約7割。その中でも、非言語的要素が伝わりにくいということが原因で起こる誤解を避けるための「誤解防止機能」「感情分析に基づく表現の提案機能」を求めている。
<今後の展望>
アンケート調査結果を踏まえ、当社では学校側と協力し、得られた洞察を基にした新機能の開発及びリリースの検討を進めて参ります。
また、テキストコミュニケーションにおける現代的な課題の解決を目指し、効果的な解決策を提供できるように活動を推進いたします。
開発アプリ:Simeji