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「北海道カーボンニュートラルレポート」の発行および北海道との包括連携協定の改定と「ゼロカーボン北海道」を推進する基金への寄付について

株式会社三菱UFJ銀行

 株式会社三菱 UFJ フィナンシャル・グループは、2023年4月25日、北海道におけるカーボンニュートラルのポテンシャルを示す「北海道カーボンニュートラルレポート」を発行するとともに、株式会社三菱UFJ銀行は、北海道と2021年3月31日に締結した包括連携協定を改定し、「ゼロカーボン北海道やGXの促進」に関する事項を加え、北海道が設立を予定している「ゼロカーボン北海道」を推進する基金へ5億円の寄付を行うことを決定しました。

 北海道は、日本のカーボンニュートラル技術、特に次世代燃料、CCUS(CO2回収・貯留・利用)、洋上風力、送配電、蓄電、ヒートポンプといった分野で、国内最大級のポテンシャルを持っています。その早期社会実装に重要となるポテンシャルを最大限発揮するべく、北海道自身も「ゼロカーボン北海道」の実現にコミットされ、カーボンニュートラル技術の導入や、カーボンクレジットの取引活性化などにも、意欲的に取り組まれています。この北海道の地の利を生かし、政策と金融の両面からの支援により、各技術を早期に社会実装させることが、日本全体のカーボンニュートラル化を加速させることに繋がるという考えの下、MUFGは、北海道への投資予見性を高め、北海道のカーボンニュートラルのポテンシャルを国内外に向けて発信する目的で「北海道カーボンニュートラルレポート」を発行しました。
 
 さらに、当行は、北海道が設立を予定しているカーボンニュートラル技術の実装を推進する基金への寄付を通じ、地域に新しい産業を育てて根付かせていくと同時に、新産業を作り上げる人材育成の仕組みも作ることで、カーボンニュートラル化と地域経済の活性化を両立するモデルケースを北海道と連携し構築していきます。

 MUFGは、自社のパーパス(存在意義)を「世界が進むチカラになる。」と定め、全てのステークホルダーが次へ、前へ進むチカラとなること、そのために全力を尽くすことを企業活動の指針としています。今後も北海道へのさまざまな金融支援を通じ、「ゼロカーボン北海道」の実現と、日本のカーボンニュートラルへ貢献してまいります。

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