企業のみなさまを共に取り組むプロジェクト 市町村版
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2011年、生息域外保全を目的として台湾へ渡り、台北市立動物園で飼育・展示されている釧路市動物園所有の北海道タンチョウ「ビッグ」と「キカ」に2022年待望のヒナ「哩鶴(リーホー)」が誕生。今後も北海道タンチョウをとおした両園による生息域外保全への促進を図り、将来は台湾で誕生したヒナたちが本来の生息地である北海道に戻り放鳥させるなど、野生個体群の保全につながる事業を目指す。釧路湿原国立公園の上流域に位置する鶴居村では、上流森林として特に自然環境に配慮した森林施業を率先して実施しており、高密度な路網を整備することによって、これらの施業を行うことができるほか、昨今ではマウンテンバイクコースや乗馬コース等に利用するなど、多面的な利用を行ってます。これらを推進することによって、鶴居村の林業を衰退させないよう安定した事業量を確保しつつ、周辺環境の保護・保全を図るとともに地域観光等を活性化させます。学術交流高密度に整備された路網主な観光ポイント釧路湿原、和商市場、阿寒湖人口2,431人(2025.2)主な観光ポイントつるいむら湿原温泉ホテル、どさんこ牧場、鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ台湾で生まれたヒナ(リーホー)釧路湿原の上流森林として■お問合せ先釧路市教育委員会生涯学習部動物園ツル担当☎0154-56-2121📥zoo-crane@city.kushiro.lg.jp■お問合せ先鶴居村企画財政課☎0154-64-2112📥tsuruimurazukuri@vill.tsurui.lg.jp村有林の森林整備推進をはじめ、私有林の森林整備推進が図られる施策を実施する母(キカ)とヒナ(リーホー)手入れが行き届いた森林46ヒナ「哩鶴」のペアリングに向けて上流森林として自然に配慮した森づくりを■プロジェクト北海道タンチョウの生息域外保全の促進プロジェクト技術向上を目的とした両園による学術交流の実施とペアリング候補となるタンチョウの移送■プロジェクト森林整備推進プロジェクト事業年度・事業費令和7年度~11年度30,000千円事業年度・事業費令和7年度~9年度100,000千円釧路市人口154,031人(2025.2)鶴居村特別天然記念物北海道タンチョウ生息域外保全促進事業自然環境に配慮した森づくりを目指して

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