岩見沢市の基幹産業である「農業」の分野では、生産者の高齢化による作業負担の増加や担い手不足が深刻化しており、ロボット技術や5G等の未来技術を用いることで、作業の自動化や様々なデータの形式知化など、農業のスマート化に取り組んできました。この「スマート農業」の次のステージとして、さらなる省力化の実現と収量・品質の向上を目指すとともに、生産コストの縮減や、マーケットを意識した高収益作物等の生産による農業所得の向上を図ることで、農業の持続性確保と、他産業への波及効果による地域経済の活性化に取り組んでいきます。猿払村では、進学で村を離れた若者が戻らず、移住希望者にも魅力的な就労先の選択肢が少ない状況にあります。将来的な企業誘致や新規就農者の受入れ増を目的に「新産業創造プロジェクト」を立ち上げ、IoTを活用した施設園芸の猿払モデルの構築に向けたイチゴや葉物野菜の栽培実証事業や、その収穫物を活用して村民の健康増進につなげる「食と健康のプロジェクト」などに取り組んでいます。人口75,280人(2024.2)主な観光ポイントいわみざわ公園「バラ園」、メープルロッジ、北村温泉主な観光ポイントさるふつ公園、カムイト沼農業ドローンによる農薬散布■お問合せ先岩見沢市企画財政部企画室☎0126-35-4834📥kikaku@city.iwamizawa.lg.jp■お問合せ先猿払村総務課☎01635-2-3131📥furusato@vill.sarufutsu.lg.jpマーケティング分析による作物選定/新規作物導入に向けた農業基盤の改善などイチゴや葉物野菜の栽培実証事業/食と健康のプロジェクトなど旧小学校グラウンド跡地を利用新たな農業体制の構築による地域産業の持続性確保・農業所得向上ロボットトラクターによる無人耕転作業スマート農業のさらなる発展令和2年9月末に完成した施設令和2年10月からスタートした野菜栽培猿払村から新たな産業を創造■プロジェクト農業DX推進事業■プロジェクト新産業創造プロジェクト事業年度・事業費令和4年度~13,000千円事業年度・事業費令和2年度~7年度104,000千円77新たな農業体制の構築による地域産業の持続性確保・農業所得向上IoTを活用し猿払に最適な施設園芸を!岩見沢市猿払村人口2,635人(2024.2)
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