三笠市の豊富な地域資源である石炭と木質バイオマスを活用してクリーン水素を製造するH-UCG(ハイブリッド石炭地下ガス化)事業に、室蘭工業大学と連携して取り組んでいます。水素製造時に発生するCO2は、昔の石炭採掘跡などに埋め戻すという、地域特性を生かした陸域CCSを目指します。これまでに、地下約400mにCO2を埋め戻して固定する実験や、露頭炭層を使った水素製造実験を行いました。本事業は2021年と2023年の2度NEDOの採択を受け、継続して取組を進めています。するめいか、すけとうだら、さけ漁の不漁が続き、漁獲量・漁獲金額ともに大幅な減少となるなか、新たな水産資源の開発及び持続的かつ安定的な漁業経営に資する取り組みが必要です。こうした背景のもと八雲町は、寿司種や刺身などで人気の高いサーモンに着目し、北海道初となるトラウトサーモンの海面養殖に挑戦するとともに、種苗生産にも着手し、八雲町の基幹産業の1つである漁業の活性化および雇用創出を目指します!H-UCG事業の概念八雲町長と落部漁協青年部主な観光ポイント三笠市立博物館、三笠鉄道記念館、道の駅三笠主な観光ポイント噴火湾パノラマパーク陸域ccs北海道二海さーもん水揚げ■お問合せ先三笠市産業開発課☎01267-3-7090📥sangyok@city.mikasa.hokkaido.jp■お問合せ先八雲町政策推進課☎0137-62-2300📥seisaku@town.yakumo.lg.jp未利用エネルギー活用事業/高校生「食」のコンクール実施事業/三笠ジオパーク推進事業北海道初となるトラウトサーモンの海面養殖令和4年7月15日付で特許庁から商標原簿に登録された旨が通知された石炭地下ガス化の概念図H-UCG:ハイブリッド石炭地下ガス化産業活性化と雇用創出に向けて■プロジェクト三笠市地方創生プロジェクト■プロジェクトサーモン試験養殖事業事業年度・事業費6カ年事業(予定)1,260,000千円事業年度・事業費令和2年度~1,880,000千円63三笠市人口7,406人(2024.2)八雲町人口14,913人(2024.2)国産クリーン水素の製造拠点へ北海道初のトラウトサーモン海面養殖事業で地域活性化を図る!
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