ーー(提供:タンチョウも住めるまちづくり検討協議会)長沼町はかつて沼や湿原が広がり、タンチョウの繁殖地として知られていました。「環境保全」と「産業振興」の両立を目指して、平成28年度から「タンチョウも住めるまちづくり」を開始し、令和2年、町内の治水施設・舞鶴遊水地でタンチョウの雛が100年以上ぶりに誕生しました。タンチョウの保護と主要産業である農業との共生、持続可能な観光を実現するため、舞鶴遊水地を核に近隣の長沼舞鶴小学校跡地(令和2年3月閉校)等を活用した「田園と自然の共生拠点」整備構想を検討しています。市街地に隣接した栗山町ハサンベツ地区一帯は、約20年の歳月をかけ「人と自然との共生」をテーマとした自然体験教育フィールドに再生しました。これまでに、ホタル・トンボ水路の整備や、子ども達が遊べる小川や体験田んぼの造成、ハサンベツ川の環境再生など町民主体の里山計画を実践しており、現在子ども達がこの環境を活用した自然体験教育を行っています。今後もこの豊かな自然環境と子ども達の笑顔を次世代へ残し続けるため、保全活動事業を進めていきます。舞鶴遊水地で繁殖したタンチョウ親子薪づくり体験主な観光ポイント道の駅「マオイの丘公園」主な観光ポイントいきものの里オオムラサキ館長沼舞鶴小学校(令和2年3月閉校)■お問合せ先長沼町政策推進課☎0123-76-8016📥seisakusuishinka@ad.maoi-net.jp■お問合せ先栗山町教育委員会社会教育課☎0123-72-1117📥syakaikyouiku-g@town.kuriyama.hokkaido.jpハサンベツ里山の整備/自然体験教育の充実舞鶴遊水地の自然を活用した環境学習(奥の建物は観察施設「鳥の駅マオイトー」)自然体験教育36タンチョウが繁殖した遊水地や小学校跡地を活用した拠点づくり田植え体験豊かな自然と子どもの笑顔を次世代に■プロジェクト舞鶴遊水地周辺を活用した交流拠点づくり田園と自然の共生施設整備■プロジェクト自然環境の保全・再生活動への支援事業年度・事業費未定事業年度・事業費令和2年度~長沼町人口10,056人(2024.2)栗山町人口10,885人(2024.2)タンチョウも住めるまちづくりハサンベツ里山の保全活動事業
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