))今回紹介するのは、北海道の林業・木材産業の即戦力となり、将来的に企業等の中核を担う人材を育成するため、2020年4月に開校した「北海道立北の森づくり専門学院」略称:北森カレッジです。北森カレッジは修学期間が2年の専修学校であり、現在、道内外から集まった年齢や経歴が様々な北森カレッジは、基礎から応用まで体系的で一貫した教育プログラムに基づき、専任教員以外にも内容に応じて民間企業などの外部講師を配置しているほか、現場作業に必要な14の資格が取得できるなど、即戦力となる人材を育成するための実践的な講義・実習が受けられる特色ある体制が組まれています。また、林業先進地であるフィンランドのリベリア林業専門学校と協力体制を構築しており、全国初となるフィンランドのシミュレーターを活用した高性能林業機械の操作技術を学ぶ教育プログラムを導入しています。北森カレッジは、新型コロナウイルス感染症の影響により、4月の開校から約2か月間休校していましたが、感染対策を講じた上で6月から授業を開始しました。今回、北森カレッジを訪問した知事は、講義風景の視察や高性能林業機械シミュレーターの操作体験のほか、生徒の皆さんとの懇談を行いました。懇談では、入学理由として、「北海道の自然に憧れがあった」、「カリキュラムに魅力を感じた」といったお話を伺ったほか、在学中の生活として、「様々な背景を持つ仲間や多種多様な林業関係者との交流の面白さ」、「立ち上げた競技チェーンソー部の活動」といった話題が出ました。また、将来の抱負として、「北森カレッジでの学びを活かして北海道の林業を盛り上げる人材になりたい」、「卒業後も学院に関わり続けたい」といった皆さんの夢をお伺いし、知事からは、その気持ちに応えられるよう協力していくと発言がありました。▶建設中の新校舎【問合せ先】道立北の森づくり専門学院▶北森カレッジの最新情報はこちら▶高性能林業機械イメージ図シミュレーター(2021年4月供用開始予定)(TEL:0166ー75ー6161)創る(当日の知事の言葉から)皆さんの林業への思いや夢を語る姿を見て、私自身大きな勇気をもらいました。私たちも、皆さんのこれからの道がより確かなものとになるためにしっかりと協力していきます。2020年10月15日訪問道立北の森づくり専門学院編◆「なおみちカフェ」から1334名の生徒が在籍しています。上川編
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